2013-11

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

最初のピアノの先生 その5(中学時代)

その後先生が、例の千葉の生徒さん達と、今度は発表会でなく、勉強会をやると言い出した。
それは、それぞれが違う曲を弾くのではなく、3~4人の同い年位の子で同じ曲に取り組んで、聞き合い、勉強してお互いを高め合おうというものだった。
とてもいいアイデアかもしれない。今、こうやって大人になれば、自分は自分なので、恥は掻き捨てても自分を高める為ならば飛び込んで行けるかもしれない。(いや、やっぱり無理かな?)
けれど、この時の率直な気持ちを言えば、勉強会なんて本当に余計なお世話だった!これは感じやすい思春期の子にはキツイ話だ。
プログラムを見せてもらったら、私は、ある3人グループの中に入っていて、私以外はいずれもあの優秀な千葉組の二人・・・ほら、あの私より年下のとーっても上手い子と、もう一人は確か私と同い年で、ともかくもソツなく弾きこなす感じの人だった。ガーン、見ただけで真っ暗な気分になって落ち込んだ。

辛い時には、それを乗り越える事が大切だと言う人もいる。それも一理あり。けれど人間、本当に、芯からそれが辛いなら、サッサと逃げるに限る。人生は多分両極面を持っているので、
「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」もあるけれど「逃げるが勝ち」もある・・・と、勝手に屁理屈をつけ、迷わず私は後者を選択した。

そして母におそるおそる切り出した。
「今度の勉強会とやら、出たくないんだけど。」
「・・・・・」
母はしばらく黙っていたけれどこう答えた。
「私は出た方がいいと思うけれど、出ないのなら自分で先生に連絡しなさいよ。」
迷う事はなかった。すぐに自分で先生に電話をして「すみませんが、私は参加しません。」とはっきり伝えた。先生は落胆し、「これは優劣をつけるものではないのだから、主旨を理解するように。」
と、さんざん私を説得にかかったけれど、断固譲らず結局断ってしまった。
その選択を今もって後悔はしていない。むしろあの時、私は何だか「匙(さじ)加減」というものが少しだけわかった気がする。多分あの時、無理して「勉強会」に参加していたら、
私は音楽をこ~んなに長くやっていなかったかもしれない。
スポンサーサイト

最初のピアノの先生 その4(中学時代)

そのうち中学生になる。一応止めずに一人でピアノのレッスンに通っていたのだけれど、もうこの頃には私の姉や、いとこ達も次々止めてしまい、一人っきりになった感じだった。
だんだん勉強も忙しくなり、部活もあってヘトヘトになるし、ピアノは更に難しい曲になって来るわで、もう手が回らず、本当に嫌になって来ていた。中学2年位になると進路や受験の事も、そろそろ考えなくてはならなかった。
地元の県立高校に行くのならそこまで慌てなくてもいいのだろうが、私の場合は東京の私立高校を受験するかもしれなかったからだ。上の姉やいとこ達は、既に受験をして親元を離れて、寮に入り、東京で高校生活を送っていた。

いい加減に練習して行けば、厳しい先生なので当然怒られる。それもイヤだから当日までに何とか形をつけて、その場はしのぎ一応レッスンには行っていた。
こういう時、根っからのピアノ好きならば、課題もそれなりに乗り越えられる様な気がする。「自信」+「好き」の相乗効果は無敵。降りかかる困難に負けず、やり遂げて結果を出すサクセス・ストーリー。

あーやなこった!私の場合はその頃、そこまで音楽やピアノに執着がある訳でもなかったし、楽しいとも思えず、やっている意味もよくわからなかったので、練習はどんどんテキトーになって来た。
「レッスンに行き、とにかく続けていればいいでしょ!」ともはや居直り。譜読みもろくにせずレッスンに行き・・・

先生も私のそんな状態はわかっていたようだけれど、ある日、とうとう堪忍袋の緒が切れてしまった。
「どうしたっていうの?!今まできちんとそれなりにやってきたじゃないの。私が言いたいのは、すぐ出来る、出来ないの問題じゃないの。それ以前の気持ちよ。今のあなたにはヤル気が全く感じられない!」
音楽に全身全霊を捧げて来ている先生だ。音楽に私がいい加減な気持ちで向かっている事自体がどうしても許せなかったのだと思う。
本当にその通り。その通りなのだけれど、遂に私もプッツンしてしまった!その言葉が終わるかどうかで立ち上がり、楽譜を全部そのままにしたまま無言で部屋から脱走した・・・「何?ちょっと・・・待ちなさい。」の先生の声も全部後ろに残して。

それまでそんな事を一度もしない子だったので、この行動は先生をビックリさせたらしい。それからしばらくレッスンを休んだか、その後、多分先生の所に謝りに行ったとは思うけれど全く覚えていない・・・ただ、ピアノは封印したい位、嫌な時期だった事には間違いない・・・

«  | ホーム |  »

プロフィール

yuripeko

Author:yuripeko
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (43)
雑感 (29)
音楽 (23)
東日本大震災 (26)
映画 (1)
山 (21)
スポーツ (22)
行事 (8)
旅 (22)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。