FC2ブログ

2018-11

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

最初のピアノの先生 その3

そのうちだんだん試練が訪れる。その頃、私はそんなにピアノが好きだった訳でもなかったけれど、前述の如く、先生は千葉から静岡まで、新幹線もない時代に、隔週で静岡まで教えにいらしていた訳で、当日行きたくないと思う日があっても、我慢してレッスンには行く、いや、行かざるをえない空気があった・・・まあ、それがチリも積もればではないけれど、継続につながり、小学4年生位になった頃には、以前より、難しい曲も弾くようになって来た。そう、こんな感じでやって行けばいいかな、と思っていた矢先、私はガツンとした思いを味わう。

先生がこれから発表会は、夏休みに東京で、千葉で教えている生徒と合同で行うと決めたのだ。
我等、静岡組は上京して、どこぞに泊まって本番に臨んだ記憶がある・・・
その頃は生徒の数も増えていて、確か昼頃から3部位に分かれて、えんえんと夕方まで発表会をやっていた。
けれど、私は驚いた!う、上手い・・・私より年下という子まで、と言うか、その子は千葉の生徒さんの中でも抜きん出ていた教え子のようだったけれど、演奏には何の無理がない。私達がやっていた音符を読んで強弱等つけて「らしき」形にして来る、本番はなるべく間違わないように弾くとか、そんな段階ではなかった。小学生ながら、もう音楽を自分のものにして噛み砕いている感じだった。これが「井の中の蛙」だと・・・静岡でとってものんびりやっていた~

さてはて、その話は静岡の私達のお母さん方にも同じく驚きを巻き起こし、「すごいですね~ 千葉の方々は皆さんお上手ですね~どんな風に勉強されているんでしょう?」
と質問。すると先生いわく、
「確かにお母さん方の意識も違うんです。本当に皆さん、お子さんのレッスンについていらして、私の言った事をくまなくメモして、次の週までにきちんと練習させて来ていらっしゃいますから・・・本当に熱心です。」
と仰るものだから、静岡の母親達はちょっとバツが悪そうに顔を見合わせていた。

悪い予感・・・まさか私の母も教育ママになるんじゃないでしょうね?!と思っていたら、案の定、小さなノートを開いて右横の椅子に座っているではないか。エッエー?!と思ったけれど、レッスンが始まり、いろいろ先生が仰ったもののあまりペンの動く気配がなく、重い空気・・・いたたまれずチラッとそちらを見たら・・・母はコックリ寝ていた。ホッ!
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://t9s8y6y4.blog100.fc2.com/tb.php/215-a32ad188
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

yuripeko

Author:yuripeko
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (43)
雑感 (33)
音楽 (23)
東日本大震災 (26)
映画 (1)
山 (21)
スポーツ (23)
行事 (8)
旅 (22)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。