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2019-08

最初のピアノの先生 その4(中学時代)

そのうち中学生になる。一応止めずに一人でピアノのレッスンに通っていたのだけれど、もうこの頃には私の姉や、いとこ達も次々止めてしまい、一人っきりになった感じだった。
だんだん勉強も忙しくなり、部活もあってヘトヘトになるし、ピアノは更に難しい曲になって来るわで、もう手が回らず、本当に嫌になって来ていた。中学2年位になると進路や受験の事も、そろそろ考えなくてはならなかった。
地元の県立高校に行くのならそこまで慌てなくてもいいのだろうが、私の場合は東京の私立高校を受験するかもしれなかったからだ。上の姉やいとこ達は、既に受験をして親元を離れて、寮に入り、東京で高校生活を送っていた。

いい加減に練習して行けば、厳しい先生なので当然怒られる。それもイヤだから当日までに何とか形をつけて、その場はしのぎ一応レッスンには行っていた。
こういう時、根っからのピアノ好きならば、課題もそれなりに乗り越えられる様な気がする。「自信」+「好き」の相乗効果は無敵。降りかかる困難に負けず、やり遂げて結果を出すサクセス・ストーリー。

あーやなこった!私の場合はその頃、そこまで音楽やピアノに執着がある訳でもなかったし、楽しいとも思えず、やっている意味もよくわからなかったので、練習はどんどんテキトーになって来た。
「レッスンに行き、とにかく続けていればいいでしょ!」ともはや居直り。譜読みもろくにせずレッスンに行き・・・

先生も私のそんな状態はわかっていたようだけれど、ある日、とうとう堪忍袋の緒が切れてしまった。
「どうしたっていうの?!今まできちんとそれなりにやってきたじゃないの。私が言いたいのは、すぐ出来る、出来ないの問題じゃないの。それ以前の気持ちよ。今のあなたにはヤル気が全く感じられない!」
音楽に全身全霊を捧げて来ている先生だ。音楽に私がいい加減な気持ちで向かっている事自体がどうしても許せなかったのだと思う。
本当にその通り。その通りなのだけれど、遂に私もプッツンしてしまった!その言葉が終わるかどうかで立ち上がり、楽譜を全部そのままにしたまま無言で部屋から脱走した・・・「何?ちょっと・・・待ちなさい。」の先生の声も全部後ろに残して。

それまでそんな事を一度もしない子だったので、この行動は先生をビックリさせたらしい。それからしばらくレッスンを休んだか、その後、多分先生の所に謝りに行ったとは思うけれど全く覚えていない・・・ただ、ピアノは封印したい位、嫌な時期だった事には間違いない・・・
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